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蛋白質・セルロースなどの天然物から、石油化学製品、そして太陽系材料に至るまで、様々な有機材料の分析にも原子間顕微鏡(AFM)が活用されています。
電気伝導がない物質も計測可能な原子間力顕微鏡(AFM)は、生体関連試料を含む有機材料の観察においても重宝されています。有機物質・有機化合物とは人の肌や髪といった生体をふくめ、私たちの住む惑星を形作る炭素が入った化合物のこと。個々の有機分子の情報を取得できる原子間力顕微鏡を活用して、たとえば採取した隕石の構造に生命の体を作る炭素が含まれているかどうかといった構造を観察することも可能であり、宇宙・航空分野の研究にも大きく貢献しているのです。原子間力顕微鏡の活用により、太陽系最古の有機化合物の構造を原子レベルで解明するといった取り組みも始まっています。
応用物理学における新たな分野として、有機分子や生体分子を利用した研究が進み、期待が高まっています。家電などエレクトリカル製品というと、伝導性のある無機素材をイメージする人も多いかも知れませんが、熱を出さずに光を放つことができる「有機EL」はスマートフォンやカメラのディスプレイなどに用いられ、無機素材に代わって採用されるようになりました。有機ELは、電極や輸送層、発光層が、ガラスやブラスチックといった素材の上に膜のように重なる構造をしています。この膜厚を正確に測定できるのも、原子間力顕微鏡です。
当サイトでは製品開発や基礎研究、品質管理のための「原子間力顕微鏡(AFM)3選」を紹介しています。以下リンクに掲載している、各社AFMの特徴や活用事例なども、ぜひご参考ください。
プラスチック塗料や合成皮革を用いた生活必需品や、スマートフォンやタブレットなどデバイスの電子材料として用いられる高分子ポリマー。その構造解析・膜圧・粘着度などの測定に欠かせない、原子間力顕微鏡(AFM)の活用事例を紹介しています。
スマートフォンから太陽光発電まで、多様なニーズに対応する有機薄膜は、ハイテク企業の製品開発や改良に欠かすことができません。先端素材の薄膜化に伴う正確な表面計測や温度センサーによる薄膜の熱伝導性観察など、有機薄膜における原子間力顕微鏡(AFM)の活用事例を紹介しています。
スマートフォンやタブレット端末のタッチパネルなどの透明電極に不可欠の部材として使われる透明導電性フィルム、指紋防止及び反射防止機能を持つフィルムなどの開発・改良のために用いられる原子間力顕微鏡(AFM)の活用事例を紹介しています。
有機材料の開発には、パターニングした試料を正確に測定し、定量化を図ったり改良を加えたりするプロセスが欠かせません。この膜厚や構造を正確に測定できるのも、原子間力顕微鏡です。パソコンやスマートフォンなどに用いられる有機材料の多様なニーズに伴い、パターニング技術も急速に発達しており、複雑な構造をしたサンプルが次々と開発されています。また、有機材料には先に上げた有機ELのように、素材が膜のように重なる構造をした有機材料もあります。原子間力顕微鏡(AFM)を用いることで、パターニング加工をしたサンプルの構造分析を自社で簡単に行えるようになります。
国際的に認知され、世界中の研究施設や企業で広く使用されている原子間力顕微鏡(AFM)は、高品質で信頼性が高い証明となります。
そのため、海外拠点を多数持ち、手厚いメンテナンスやサポート体制をもつメーカーを選ぶことは重要です。
ここでは海外拠点が多く、公式HPにサービスやサポートについて記載されているメーカーの原子間力顕微鏡(AFM)をセレクト。次の3製品を、導入のご参考にチェックしてみてください。
【選定基準】
2023年10月20日時点、Google検索で「原子間力顕微鏡 メーカー」で検索結果100位までに表示された会社と、「AFM メーカー」で検索結果100位までに表示された会社、合計22社を調査。その中から、原子間力顕微鏡(AFM)の取り扱いがあり、サービスやサポートについて公式HPに明記しており、海外拠点数が多い大手グローバル企業3社をピックアップ。