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オックスフォード・インストゥルメンツ

オックスフォード・インストゥルメンツの原子間力顕微鏡は、優れた分解能・高速スキャンによって、生産性の高い研究を実現します。ここでは、同社が提供する顕微鏡の特徴について詳しくまとめてみました。

オックスフォード・インストゥルメンツの主な原子間力顕微鏡(AFM)

オックスフォード・インストゥルメンツが提供する原子間力顕微鏡の魅力として、高分解能・高速スキャンによってスムーズに測定できる点が挙げられます。ノイズが除去された、鮮明なサンプル測定が期待できるでしょう。操作がシンプルなため、初めてAFMを扱う人でも安心して観察に臨めるはず。Cypher Sシリーズに関しては、1年間の保証がついている点もうれしいポイントです。

ここでは、同社が提供する2つの製品について、わかりやすく紹介しています。ぜひ参考にしてください。

Cypher S

全測定モード・アクセサリに対応している高速スキャンニングモデル。高速スキャンによって、測定の結果を分単位ではなく秒単位で表示できるので、効率良く観察を進められます。また、ノイズを取り除いたクリアなデータの入手も可能。材料科学とライフサイエンス、両分野において、ガス中・液中のデータ測定に機能を発揮するAFMです。操作もシンプルで、簡単ステップ。少ない操作量で、スムーズな測定を実現します。

加えて、充実したサポート体制つき。標準で1年間の保証が付与されている点も、安心できるポイントと言えるでしょう。Cypher Sは、充実した機能で、快適な観察環境を提供する原子間力顕微鏡なのです。

このほか、Cypher Sのプラットフォームに、環境制御機能を追加したCypher ES(環境制御対応)は、Cypher Sと同様に期待される分解能で高速スキャンニングを実現。ガス・液体環境の中でも操作可能な製品です。

「Cypher S」の対応スペック

公式HPに記載がありませんでした。詳細はお問合せください。

このほか、当サイトでは製品開発や基礎研究、品質管理のための「原子間力顕微鏡(AFM)3選」を紹介しています。以下のリンクもご参考ください。

原子間力顕微鏡(AFM)
<3選>紹介ページをひらく

Jupiter XR

大型サンプルの測定に最適な原子間力顕微鏡です。単一のスキャナで原子・分子レベルの「超高分解能」「高速スキャン」「広域スキャン」を叶えます。高速スキャンは、10㎛スキャンでラインレート20Hz以上。広域スキャンはスキャンエリア100umを確保と基本性能に優れ、安定した測定環境を実現。会社独自の技術を駆使し、15時間で1,000枚もの連続測定を可能にしました。単一のスキャナなので、スキャナの交換作業が不要である点もおすすめポイント。カンチレバーやレーザーについてもワンクリックで自動調整できるので、操作も簡単です。

参照元:オックスフォード・インストゥルメンツ公式HP (https://afm.oxinst.jp/products/jupiter-family-of-afms/jupiter-xr-afm)

「Jupiter XR」の対応スペック

公式HPに記載がありませんでした。詳細はお問合せください。

当サイトでは、原子間力顕微鏡(AFM)と、そのほか研究現場で主流となる顕微鏡の特徴を比較・紹介しています。製品開発や品質管理のルーティンワークに、どの装置が適しているかを知るための参考に、ご一読ください。

原子間力顕微鏡(AFM)と
既存の顕微鏡の比較をみる

オックスフォード・インストゥルメンツの特徴

オックスフォード・インストゥルメンツは、世界の物理・科学分野に優れたコアテクノロジーを提供しているグローバルカンパニーです。産業や研究において役立つ技術ソリューションの開発・製造に尽力しています。電子顕微鏡用分析装置を提供する分析機器事業部、光学イメージングソリューションを提供するアンドール・テクノロジー事業部など、各分野に精通する事業部を設け、様々な事業を展開。半導体はもちろん、通信・ヘルスケア・ライフサイエンス・宇宙科学に至るまで幅広くアプリケーションを手掛け、販売やサポートを行っています。

オックスフォード・インストゥルメンツは、コア技術を提供することで、クライアントの社会への取り組みを支えている会社なのです。

オックスフォード・インストゥルメンツ株式会社の会社情報

本社所在地 東京都品川区東品川3-32-42 ISビル
電話番号 公式HPに記載なし
公式URL https://www.oxinst.jp/

サポートがしっかり受けられる
「原子間力顕微鏡(AFM)」3選

国際的に認知され、世界中の研究施設や企業で広く使用されている原子間力顕微鏡(AFM)は、高品質で信頼性が高い証明となります。 そのため、海外拠点を多数持ち、手厚いメンテナンスやサポート体制をもつメーカーを選ぶことは重要です。
ここでは海外拠点が多く、公式HPにサービスやサポートについて記載されているメーカーの原子間力顕微鏡(AFM)をセレクト。次の3製品を、導入のご参考にチェックしてみてください。

DriveAFM
(⽇本カンタム‧デザイン)
DriveAFM
画像引用元:日本カンタム・デザイン公式HP(https://www.qd-japan.com/products/driveafm/)
XYスキャン範囲|100µm×100µm
Zスキャン範囲|20µm
Zノイズレベル|30pm(0.03nm)
コントローラー性能(DAC)|28bit
  • 低ノイズ/低コヒーレントのSLD光源
  • ダイレクトドライブピエゾアクチュエータ(DPA)を採用
  • Wiley Analytical Science Award 2023 を受賞

「DriveAFM」の詳細と
性能を公式HPでみる

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Park NX20
(パークシステムズ)
Park NX20
画像引用元:パークシステムズ公式HP(https://www.parksystems.com/jp/products/research-afm/large-sample-afm)
XYスキャン範囲|100µm×100µm
Zスキャン範囲|15µm
Zノイズレベル|30pm(0.03nm)
コントローラー性能(DAC)|20bit
  • 3D構造における側面傾斜角度の正確な測定
  • 高分解能電気計測モードを搭載
  • 低ノイズZ検出器による正確なAFMトポグラフィー

「Park NX20」の詳細と
性能を公式HPでみる

Dimension XR
(ブルカー)
Dimension XR
画像引用元:ブルカー公式HP(https://www.bruker-nano.jp/20200312154845)
XYスキャン範囲|90µm×90µm
Zスキャン範囲|10µm
Zノイズレベル|30pm(0.03nm)
コントローラー性能(DAC)|-
  • 独自のScanAsyst® 自動画像最適化技術を搭載
  • 材料・活性ナノスケールシステムの定量化が従来より簡単
  • 低ドリフトと低ノイズを提供

「Dimension XR」の詳細と
性能を公式HPでみる

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【選定基準】
2023年10月20日時点、Google検索で「原子間力顕微鏡 メーカー」で検索結果100位までに表示された会社と、「AFM メーカー」で検索結果100位までに表示された会社、合計22社を調査。その中から、原子間力顕微鏡(AFM)の取り扱いがあり、サービスやサポートについて公式HPに明記しており、海外拠点数が多い大手グローバル企業3社をピックアップ。

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