原子間力顕微鏡(AFM)の導入ガイド|PicoAFM » 原子間力顕微鏡(AFM)を扱う会社一覧 » MSHシステムズ

MSHシステムズ

光学関連機器およびその部品などを中心に輸出入・販売を行う専門技術商社「MSHシステムズ」。MSHシステムズでは、原子間力顕微鏡(AFM)のプローブを販売しています。

ここでは、同社の扱うAFMのプローブについて詳しくご紹介します。

MSHシステムズの主な原子間力顕微鏡(AFM)のプローブ

MSHシステムズは、TipsNano社製のプローブの正規代理店です。原子間力顕微鏡(AFM)用の測定プローブ・走査型プローブ顕微鏡(SPM)のプローブをはじめ、校正用グレーティングやテストサンプルなどの消耗品も各種取り扱っているため、製品開発・基礎研究の強い味方となってくれるでしょう。

さまざまなサンプルに対応する複数の型番を持つ、2つのシリーズをご紹介します。

AFM/SPM用ゴールデンプローブ CSG・NSGシリーズ

TipsNano社製「AFM/SPM用ゴールデンプローブ」CSGシリーズは接触モード、NSGシリーズは非接触モードに対応します。

金属コーティングされたカンチレバーとティップを持つプローブで、レーザーシグナルを増強させるために、カンチレバーの反射側にAuコーティングを施しています。

CSG・NSGシリーズは、コンタクトモードAFMプローブ「CSG11」をはじめ、共振周波数や力定数などのパラメータが異なる複数の型番があり、低価格ながら測定対象や条件に応じて選択できるのが魅力です。

用途に応じて、コーティングなしのベアプローブの提供も可能です。

「AFM/SPM用ゴールデンプローブ CSG・NSGシリーズ」の対応スペック

参照元:MSHシステムズ公式HP
(https://www.msh-systems.com/products/tn-spm-consumable-csgnsg-probe/)

このほか、当サイトでは製品開発や基礎研究、品質管理のための「原子間力顕微鏡(AFM)3選」を紹介しています。以下のリンクもご参考ください。

企業内研究員向け
原子間力顕微鏡(AFM)3選

AFM/SPM用ポリシリコンETALONプローブ HAシリーズ

TipsNano社製「AFM/SPM用ポリシリコンETALONプローブ HAシリーズ」の特徴は、共振周波数と力定数のばらつきが小さく、測定の精度と再現性が高いこと。また、1本のプローブに2種のカンチレバーが付いており、1本で2種類の測定モードに対応できます。

CSG・NSGシリーズと同様にカンチレバーの反射側には、レーザーシグナル増強のためのAuコーティングが施されているほか、ティップにはAu、Pt、W2Cなどの導電性コーティングが可能です。

豊富なラインナップでさまざまなサンプルに対応できるだけではなく、15本セットや50本セットを低価格で購入できることも魅力の一つでしょう。

「AFM/SPM用ポリシリコンETALONプローブ HAシリーズ」の対応スペック

参照元:MSHシステムズ公式HP
(https://www.msh-systems.com/products/tn-spm-consumable-etalon-ha-probe/)

当サイトでは、原子間力顕微鏡(AFM)と、そのほか研究現場で主流となる顕微鏡の特徴を比較・紹介しています。製品開発や品質管理のルーティンワークに、どの装置が適しているかを知るための参考に、ご一読ください。

原子間力顕微鏡(AFM)と
既存の顕微鏡の比較をみる

MSHシステムズの特徴

光学分野における分析装置や計測器、レーザーなど、理化学関連製品を軸に輸出入・販売を行う専門技術商社です。

国内外の最先端の製品を輸入販売・技術サービスにおける長年の実務経験およびネットワークを活かし、国内・国外問わず世界各国の最先端製品を提供しています。

プローブや校正用グレーティング、テストサンプルを含む原子間力顕微鏡(AFM)関連製品をはじめ、レーザーや分光機器などの光製品がMSHシステムズの主力製品。その他ラマン顕微鏡などのラマン分光装置やSFG分光システム、テラヘルツ関連機器、ライフサイエンス製品など幅広く取り扱っています。

こういった機器を販売するほか、用途に合わせたシステム提案や光学設計などにも対応してくれるMSHシステムズは、研究現場が満足できるサービスを日々追求しています。

MSHシステムズの会社情報

本社所在 東京都中央区八丁堀3-25-10 JR八丁堀ビル6階
電話番号 03-6659-7540
公式URL https://www.msh-systems.com/

サポートがしっかり受けられる
「原子間力顕微鏡(AFM)」3選

国際的に認知され、世界中の研究施設や企業で広く使用されている原子間力顕微鏡(AFM)は、高品質で信頼性が高い証明となります。 そのため、海外拠点を多数持ち、手厚いメンテナンスやサポート体制をもつメーカーを選ぶことは重要です。
ここでは海外拠点が多く、公式HPにサービスやサポートについて記載されているメーカーの原子間力顕微鏡(AFM)をセレクト。次の3製品を、導入のご参考にチェックしてみてください。

DriveAFM
(⽇本カンタム‧デザイン)
DriveAFM
画像引用元:日本カンタム・デザイン公式HP(https://www.qd-japan.com/products/driveafm/)
XYスキャン範囲|100µm×100µm
Zスキャン範囲|20µm
Zノイズレベル|30pm(0.03nm)
コントローラー性能(DAC)|28bit
  • 低ノイズ/低コヒーレントのSLD光源
  • ダイレクトドライブピエゾアクチュエータ(DPA)を採用
  • Wiley Analytical Science Award 2023 を受賞

「DriveAFM」の詳細と
性能を公式HPでみる

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Park NX20
(パークシステムズ)
Park NX20
画像引用元:パークシステムズ公式HP(https://www.parksystems.com/jp/products/research-afm/large-sample-afm)
XYスキャン範囲|100µm×100µm
Zスキャン範囲|15µm
Zノイズレベル|30pm(0.03nm)
コントローラー性能(DAC)|20bit
  • 3D構造における側面傾斜角度の正確な測定
  • 高分解能電気計測モードを搭載
  • 低ノイズZ検出器による正確なAFMトポグラフィー

「Park NX20」の詳細と
性能を公式HPでみる

Dimension XR
(ブルカー)
Dimension XR
画像引用元:ブルカー公式HP(https://www.bruker-nano.jp/20200312154845)
XYスキャン範囲|90µm×90µm
Zスキャン範囲|10µm
Zノイズレベル|30pm(0.03nm)
コントローラー性能(DAC)|-
  • 独自のScanAsyst® 自動画像最適化技術を搭載
  • 材料・活性ナノスケールシステムの定量化が従来より簡単
  • 低ドリフトと低ノイズを提供

「Dimension XR」の詳細と
性能を公式HPでみる

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【選定基準】
2023年10月20日時点、Google検索で「原子間力顕微鏡 メーカー」で検索結果100位までに表示された会社と、「AFM メーカー」で検索結果100位までに表示された会社、合計22社を調査。その中から、原子間力顕微鏡(AFM)の取り扱いがあり、サービスやサポートについて公式HPに明記しており、海外拠点数が多い大手グローバル企業3社をピックアップ。

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