東陽テクニカの取り扱う米国AFMWorkshop社の原子間力顕微鏡(AFM)は、低価格・高性能であるうえに、使いやすさやコンパクトさも兼ね備えた製品です。ここでは、AFMWorkshop社製の2タイプの原子間力顕微鏡の特徴について詳しくご紹介します。
東陽テクニカでは、高分解能表面観察が可能であり多様な測定モードに対応する「高分解能原子間力顕微鏡 HR-AFM」、コンパクトなテーブルトップ型の「テーブルトップ原子間力顕微鏡 TT-2AFM」に、HR-AFMをカスタムしさらに低価格を実現した「HR-2D」を加えた、3タイプの原子間力顕微鏡(AFM)を取り扱っています。どの製品も、低価格でありながらも性能や使い勝手の良さに定評のあるAFMです。
「高分解能原子間力顕微鏡 HR-AFM」は、ナノテクノロジー研究の最先端で必要とされる高性能AFMを低価格で提供することを目指して設計された製品。低価格でありながらもクローズドループスキャナと低ノイズ設計により、サブナノメートルの高分解能表面観察が可能となっているほか、使い勝手の良さも魅力の装置です。
またオプションとして、電流マッピングが可能な「コンダクティブAFM」機能、弾性率や吸着力などの機械特性評価が可能な「フォースディスタンスカーブ」機能などを提供し、多様なニーズに対応。これらは、試料表面の物理的・化学的・生物学的特性を詳細に解析するために有用な機能であると言えます。
このほか、当サイトでは製品開発や基礎研究、品質管理のための「原子間力顕微鏡(AFM)3選」を紹介しています。以下のリンクもご参考ください。
「テーブルトップ原子間力顕微鏡 TT-2 AFM」は、コンパクトなテーブルトップ型のAFM。その名のとおり卓上サイズの小型のAFMで、ステージの寸法は10.2×17.8 cm(4×7インチ)と、狭い空間でも使用可能です。また他社の光てこ式AFMに比べて低価格で提供されており、コストパフォーマンスに優れたAFMであると言えるでしょう。
またTT-2 AFMは、コンパクトでありながらも光てこ式AFMに求められる重要な機能やメリットをすべて有しています。さらにステージは温度安定性・機械的安定性に優れ、高精度なAFMスキャンが可能であるほか、オープンデザインであることから独自の改造も可能です。
当サイトでは、原子間力顕微鏡(AFM)と、そのほか研究現場で主流となる顕微鏡の特徴を比較・紹介しています。製品開発や品質管理のルーティンワークに、どの装置が適しているかを知るための参考に、ご一読ください。
株式会社東陽テクニカは、情報通信測定機器をはじめとする測定機器の専門商社です。1953年の設立から培ってきた経験やノウハウを活かし、情報通信やソフトウエア開発をはじめ、海洋調査・水産、ライフサイエンス、情報セキュリティなど多岐にわたる分野で事業を展開。最先端の計測ソリューションを国内外の企業に提供しています。
また、東陽テクニカは自社で技術開発や研究を行うほか、海外の優れた技術を日本に紹介することで計測技術の革新に貢献する企業です。さらに「ISO9001」や「ISO/IEC17025」などの国際的な認証や認定も取得するなど、製品の品質や信頼性にも優れています。
本社所在地 | 東京都中央区八重洲1丁目1番6号 |
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電話番号 | 03-3279-0771 |
公式URL | https://www.toyo.co.jp/ |
国際的に認知され、世界中の研究施設や企業で広く使用されている原子間力顕微鏡(AFM)は、高品質で信頼性が高い証明となります。
そのため、海外拠点を多数持ち、手厚いメンテナンスやサポート体制をもつメーカーを選ぶことは重要です。
ここでは海外拠点が多く、公式HPにサービスやサポートについて記載されているメーカーの原子間力顕微鏡(AFM)をセレクト。次の3製品を、導入のご参考にチェックしてみてください。
【選定基準】
2023年10月20日時点、Google検索で「原子間力顕微鏡 メーカー」で検索結果100位までに表示された会社と、「AFM メーカー」で検索結果100位までに表示された会社、合計22社を調査。その中から、原子間力顕微鏡(AFM)の取り扱いがあり、サービスやサポートについて公式HPに明記しており、海外拠点数が多い大手グローバル企業3社をピックアップ。