原子間力顕微鏡(AFM)の導入ガイド|PicoAFM » 原子間力顕微鏡(AFM)を扱う会社一覧 » NanoAndMoreジャパン

NanoAndMoreジャパン

NanoAndMoreジャパンは、スイスに本社を置く原子間力顕微鏡(AFM)などのプローブを扱う世界的企業NanoWorld社のグループ企業です。ここでは、AFMのプローブを豊富に扱う同社の商品について詳しくご紹介します。

NanoAndMoreジャパンの主な
原子間力顕微鏡(AFM)のプローブ

NanoAndMoreジャパンは原子力間力顕微鏡のプローブを扱う企業です。AFMはサンプルの表面を、鋭い先端を持つプローブ(探針)で走査することで測定を行います。サンプルに適したプローブを使用することは、質の高い画像を取得するためにとても重要です。NanoAndMoreジャパンでは豊富な種類のプローブの扱いがあります。使用するカンチレバーとの相性も考慮しつつ、サンプル及び研究内容に適したプローブの選択が可能です。

磁気力顕微鏡用AFMプローブ

NanoAndMoreジャパンの磁気力顕微鏡用AFMプローブは、磁気力顕微鏡(MFM)に用いられるために開発されました。このプローブはさまざまな磁気試料の研究や解析に幅広く応用され、世界中の多くの科学者によって使用されています。

磁性薄膜でコーティングされたAFMティップは、磁気力顕微鏡は試料の磁界と相互作用する磁場を形成し、試料の磁気的特性を高解像度で解析します。

磁気力顕微鏡用AFMプローブの主なサンプルはナノ粒子やナノワイヤー、薄膜、パーマロイディスクや記録媒体などです。その他、有機磁性材料での測定も報告されているなど、多岐にわたる分野で重要なツールとして活用されており、新しい材料や技術の開発に貢献しています。

「磁気力顕微鏡用AFMプローブ」
の対応スペック

参照元:NanoAndMoreジャパン公式HP (https://www.nanoandmore.jp/MFM-AFM-Probes-Magnetic-Force)

このほか、当サイトでは製品開発や基礎研究、品質管理のための「原子間力顕微鏡(AFM)3選」を紹介しています。以下のリンクもご参考ください。

原子間力顕微鏡(AFM)
<3選>紹介ページをひらく

フォースモジュレーション(FM)AFMプローブ

フォースモジュレーションAFMは、コンタクトモードプローブとノンコンタクトモードプローブの中間の特性を持ち、サンプル表面の力を調整しながら測定するフォースモジュレーションモードで使用されます。

ばね定数は中間的で、コンタクトモードとノンコンタクトモードもしくはタッピングモードでの使用も可能です。

フォースモジュレーションAFMは、サンプルに加わる力が小さいながらも高い解像度で測定できるため、比較的柔らかいサンプルの表面形状や力学的性質を詳細に観察できます。

また、探針に特定のコーティングを行うことで電気力顕微鏡(EFM)やケルビンプローブフォース顕微鏡(KPFM)、磁気力顕微鏡(MFM)など、他のアプリケーションモードのベースとしての使用も可能です。

「フォースモジュレーション(FM)
AFMプローブ」の対応スペック

対応スペックについて公式HPに記載がありませんでした。詳細はお問合せください。

参照元:NanoAndMoreジャパン公式HP (https://www.nanoandmore.jp/Force-Modulation-AFM-Probes)

当サイトでは、原子間力顕微鏡(AFM)と、そのほか研究現場で主流となる顕微鏡の特徴を比較・紹介しています。製品開発や品質管理のルーティンワークに、どの装置が適しているかを知るための参考に、ご一読ください。

原子間力顕微鏡(AFM)
と既存の顕微鏡の比較をみる

NanoAndMoreジャパンの特徴

NanoAndMoreジャパンは、国の重点産業としてナノテクノロジー研究に力を入れるスイスに本社を置くNanoWorld社のグループ企業です。

NanoWorld社は、走査型顕微鏡(SPM)や原子力間力顕微鏡(AFM)用プローブを製造するリーディングカンパニー。独自のノウハウに基づき、今までにない高性能・高品質な製品を提供しています。

NanoAndMoreジャパンでは、AFMやSPM用プローブの専門メーカーがつくり出す高品質な製品を豊富に取り揃え、提供しています。

NanoAndMoreジャパンの会社情報

本社所在地 埼玉県三郷市早稲田1丁目1-1 KTT5ビル201
電話番号 048-951-0958
公式URL https://www.nanoandmore.jp/

サポートがしっかり受けられる
「原子間力顕微鏡(AFM)」3選

国際的に認知され、世界中の研究施設や企業で広く使用されている原子間力顕微鏡(AFM)は、高品質で信頼性が高い証明となります。 そのため、海外拠点を多数持ち、手厚いメンテナンスやサポート体制をもつメーカーを選ぶことは重要です。
ここでは海外拠点が多く、公式HPにサービスやサポートについて記載されているメーカーの原子間力顕微鏡(AFM)をセレクト。次の3製品を、導入のご参考にチェックしてみてください。

DriveAFM
(⽇本カンタム‧デザイン)
DriveAFM
画像引用元:日本カンタム・デザイン公式HP(https://www.qd-japan.com/products/driveafm/)
XYスキャン範囲|100µm×100µm
Zスキャン範囲|20µm
Zノイズレベル|30pm(0.03nm)
コントローラー性能(DAC)|28bit
  • 低ノイズ/低コヒーレントのSLD光源
  • ダイレクトドライブピエゾアクチュエータ(DPA)を採用
  • Wiley Analytical Science Award 2023 を受賞

「DriveAFM」の詳細と
性能を公式HPでみる

電話で問い合わせる

Park NX20
(パークシステムズ)
Park NX20
画像引用元:パークシステムズ公式HP(https://www.parksystems.com/jp/products/research-afm/large-sample-afm)
XYスキャン範囲|100µm×100µm
Zスキャン範囲|15µm
Zノイズレベル|30pm(0.03nm)
コントローラー性能(DAC)|20bit
  • 3D構造における側面傾斜角度の正確な測定
  • 高分解能電気計測モードを搭載
  • 低ノイズZ検出器による正確なAFMトポグラフィー

「Park NX20」の詳細と
性能を公式HPでみる

Dimension XR
(ブルカー)
Dimension XR
画像引用元:ブルカー公式HP(https://www.bruker-nano.jp/20200312154845)
XYスキャン範囲|90µm×90µm
Zスキャン範囲|10µm
Zノイズレベル|30pm(0.03nm)
コントローラー性能(DAC)|-
  • 独自のScanAsyst® 自動画像最適化技術を搭載
  • 材料・活性ナノスケールシステムの定量化が従来より簡単
  • 低ドリフトと低ノイズを提供

「Dimension XR」の詳細と
性能を公式HPでみる

電話で問い合わせる

【選定基準】
2023年10月20日時点、Google検索で「原子間力顕微鏡 メーカー」で検索結果100位までに表示された会社と、「AFM メーカー」で検索結果100位までに表示された会社、合計22社を調査。その中から、原子間力顕微鏡(AFM)の取り扱いがあり、サービスやサポートについて公式HPに明記しており、海外拠点数が多い大手グローバル企業3社をピックアップ。

高分解能AFMを個人所有する愛好家を直撃!
高分解能「AFM」

おすすめメーカー
3選を見る