大阪に本社があるユニソクは、ユニークな測定器を提供することを使命として社名に掲げている会社です。取り扱っている原子間力顕微鏡(AFM)のプローブの特徴やスペック、企業の特徴、基本情報などを紹介します。
ユニソクが主に取り扱っているのは、走査型のプローブ顕微鏡です。鋭い先端のプローブで走査することで測定を行うAFMに対応しています。質の高い画像を得るには、サンプルに適したプローブを使用する必要があります。ユニソクでは、サンプルや用途に合わせた走査型プローブ顕微鏡を複数種類用意しています。ニーズに合った製品開発も行っています。何度も打ち合わせを重ねた上で製品を提案する方針の会社ですので、より適したプローブを選択できます。
超高真空中で試料の前処理とプローブの清浄化を行い、低温下でSTM・AFMが原子・分子レベルの分解能で観測できる走査型プローブ顕微鏡システムです。近年広がりつつある応用範囲に対応するために新しいプローブや付属装置を取り揃えています。
低温STM、非弾性トンネル分光 (IETS)やAFM各機能への応用 (MFM・KFM・SCMなど)、光励起STM・AFM測定、低温高分解能トンネル発光、光増強ラマン分光、In situ 蒸着、原子・分子の吸着の用途で使用可能です。
ヘリウム温度までのSTM・AFM計測に広く活用できます。操作性の良さが特徴。低温性能や安定性に優れています。レンズステージを用いた光照射、各種発光測定に最適です。また、In situ 蒸着用ポートが2箇所あり、原子・分子の低温蒸着・吸着に対応できます。
このほか、当サイトでは製品開発や基礎研究、品質管理のための「原子間力顕微鏡(AFM)3選」を紹介しています。以下のリンクもご参考ください。
コストパフォーマンスに優れた超高真空常温SPMです。超高真空 (10-8Pa以下)、常温でのSTM・AFM・SNOMなど幅広い応用に対応できます。コンパクトでシンプルな構造が特徴のひとつです。また、優れた除振機構による高分解能なSPM測定が可能です。
超高真空中・常温での原子分解能STMおよびその応用、超高真空中・常温でのAFMおよびその応用 (MFM, EFM, KFM, 他)、超高真空中・常温でのSNOM (オプション)の用途に対応できます。
超高真空下でのSPMのために必要な最もシンプルかつコンパクトな製品です。相談次第ですが、観測室部分のみをお客様の真空システムに組み込む仕様にも対応できます。オプションでSTM観測位置での試料表面への金属や有機分子蒸着および光照射も可能です。
当サイトでは、原子間力顕微鏡(AFM)と、そのほか研究現場で主流となる顕微鏡の特徴を比較・紹介しています。製品開発や品質管理のルーティンワークに、どの装置が適しているかを知るための参考に、ご一読ください。
昭和49年設立された大阪府枚方市にある会社です。「ユニークな測定器を世の中に提供していく」がコンセプト。チャレンジ精神旺盛な会社です。「観たい」「測りたい」というお客様のニーズを実現できる装置の提供はもちろん、お客様の声を聞きながら、新しい計測への挑戦と製品の改良を重ねることで成長してきました。
成果がでるまで訪問を重ねて、しっかりとニーズに応えられる製品を提供することを大切にしています。社会に役立つオンリーワン、ナンバーワンの価値を生み出し、変化に強い会社であることを目指している会社です。
取り扱っているのは、表面分析装置と分光製品。表面分析装置では、走査型プローブ顕微鏡、SPMコントローラー、SPMユニット製品、SPM附属品・消耗品、ナノプローバー・計測加工機、ナノプローブ・プローブといった製品を取り扱っています。
本社所在地 | 大阪府枚方市春日野2丁目4番3号 |
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電話番号 | 072-858-6456 |
公式URL | https://www.unisoku.co.jp/ |
国際的に認知され、世界中の研究施設や企業で広く使用されている原子間力顕微鏡(AFM)は、高品質で信頼性が高い証明となります。
そのため、海外拠点を多数持ち、手厚いメンテナンスやサポート体制をもつメーカーを選ぶことは重要です。
ここでは海外拠点が多く、公式HPにサービスやサポートについて記載されているメーカーの原子間力顕微鏡(AFM)をセレクト。次の3製品を、導入のご参考にチェックしてみてください。
【選定基準】
2023年10月20日時点、Google検索で「原子間力顕微鏡 メーカー」で検索結果100位までに表示された会社と、「AFM メーカー」で検索結果100位までに表示された会社、合計22社を調査。その中から、原子間力顕微鏡(AFM)の取り扱いがあり、サービスやサポートについて公式HPに明記しており、海外拠点数が多い大手グローバル企業3社をピックアップ。