原子間力顕微鏡の製造とAFM操作に関するトレーニングにも広い知見を持っているAFMWorkshop。ここではそんなAFMWorkshopの提供しているソリューションや会社概要などについて紹介していきます。ぜひチェックして下さい。
AFMWorkshop の作る原子間力顕微鏡やAFMシステムは、LabVIEWで開発された柔軟なスキャンソフトウェアとともに高解像度で高品質のAFM画像を取得するためのスキャン機能を備えて設計されています。さまざまな研究・産業・教育の役に立つと共に、すべてのナノ産業にわたる非常に要求の厳しいアプリケーションにより適しています。ナノサイエンス機器の能力は、特定のニーズや要件に基づくオプションのAFMモードにより、さらに拡張することも可能となっています。
超高真空低温走査型プローブ顕微鏡システム USM1200は、超高真空中で試料の前処理やプローブの清浄化を行い、低温下に置いてSTMやAFMが原資・分子レベルの分解能で観測することができます。近年広がりを見せている応用範囲に対応することを目的とし、新たなプローブや付属装置も取り揃えています。特徴としてはヘリウム温度までのSTMやAFM計測に広く活用できること、操作性がよく低温性能や安定性に優れていること、レンズステージを用いた光照射や各種発光測定に最適なことなどがあります。用途としては「低温STM、非弾性トンネル分光 (IETS)」「AFM各機能への応用 (MFM・KFM・SCMなど)」「光励起STM・AFM測定」などが挙げられます。
超高真空走査型プローブ顕微鏡ユニット ST100は、コストパフォーマンスに優れたソリューションです。超高真空 (10-8Pa以下)や常温におけるSTM・AFM・SNOMなど幅広い応用・対応が可能な走査型プローブ顕微鏡 (SPM) システムとなっており、 コンパクトながらシンプル構造・優れた除振機構によって高分解能なSPM測定を容易に実現することができます。超高真空下においてSPMのために必要かつ最もシンプル・コンパクトな製品となっており、観測室部分のみを顧客の真空システムに組み込むことができるという特徴を持っています。さらにSTM観測位置において試料表面への金属や有機分子蒸着、光照射可能 (オプション)といった特徴もあります。
AFMWorkshop は2009年に業界のパイオニアであるポール・ウェスト博士が設立した法人です。サウスカロライナ州のヒルトンヘッドアイランドに会社を構えており、高性能原子間力顕微鏡を利用できるラボを増やすため、数々の取り組みを行っています。手頃な価格での完全なラインの提供をはじめ、AFMの操作経験がないお客様に対しての優れたトレーニングの提供、公正価格でサービスを利用頂けるような透明性ある価格設定などを行っており、「半導体から細胞まで、あらゆる材料のナノ構造を探求しながら知のフロンティアを広げる研究者」「高校や専門学校、大学において原子間力顕微鏡の操作と応用を学生に体験させたいと考える教育者」「表面にナノ構造を持ち革新的な製品を持つ新興産業において、ナノ構造の可視化と測定をするためにAFMを必要とする企業」という3つのグループに対してサービスを提供しています。
本社所在地 | サウスカロライナ州ヒルトンヘッドアイランド |
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電話番号 | 1(888)671-5539 |
公式URL | https://www.afmworkshop.com/ |
国際的に認知され、世界中の研究施設や企業で広く使用されている原子間力顕微鏡(AFM)は、高品質で信頼性が高い証明となります。
そのため、海外拠点を多数持ち、手厚いメンテナンスやサポート体制をもつメーカーを選ぶことは重要です。
ここでは海外拠点が多く、公式HPにサービスやサポートについて記載されているメーカーの原子間力顕微鏡(AFM)をセレクト。次の3製品を、導入のご参考にチェックしてみてください。
【選定基準】
2023年10月20日時点、Google検索で「原子間力顕微鏡 メーカー」で検索結果100位までに表示された会社と、「AFM メーカー」で検索結果100位までに表示された会社、合計22社を調査。その中から、原子間力顕微鏡(AFM)の取り扱いがあり、サービスやサポートについて公式HPに明記しており、海外拠点数が多い大手グローバル企業3社をピックアップ。